
早稲田スポーツ新聞会です!
早スポは、「全ての体育各部に光を」との思いを信念に65年以上早稲田スポーツの魅力を伝え続けてきた、学内唯一のスポーツ紙を発行しているサークルです。
日本各地に行っての各部活への取材と、新聞やHP、SNSによる情報発信を日々行っています!
今回は5月31日に発行した「早慶野球(春)号」から、早スポの会長に就任した川島教授の記事を取り上げます!
今年度から、早稲田スポーツ新聞会第6代会長に就任された川島浩平教授。
自身のこれまでを振り返るとともに、早大生へのメッセージを伺った。

――大学生の頃は何を研究されていましたか
筑波大でアメリカ研究をしていました。
その後アメリカのブラウン大学で博士号を取得し、1998年から武蔵大でアメリカ研究やアメリカ史を教えていました。
ゼミでは、それらに派生したスポーツ文化論を教え始めます。
ただ、スポーツに関心のない学生にとっては偏り過ぎるのではないか、と思って。
それなら、アメリカの文脈でスポーツを学ぶよりも、スポーツの文脈でアメリカを学ぶ方がいいかなと思い、主としてスポーツ文化を教えるようになりました。
――新入生や早大生にメッセージをお願いします
早稲田は多様性がある中で、型にはまらない学生が多くて面白いですね。
全然大学に来ないから心配していたら、ゴールキーパーの技を寝ずに特訓していたような学生もいて。
社会に出て予想できないようなことをやりつつ、成功しそうな学生が多いという印象です。
ただ現在、日本に満足している日本人が多くて、思考が国内に向かっている気がします。
あらゆることが逆風になって、なかなか海外へ行きにくいですが、ぜひ日本から出て広い社会に羽ばたいてほしいです。
加えて、スポーツに対する熱い思いもあるので。
早稲田への恩返しの一環として、早スポの会長を精いっぱい務めようと思っています。
◆川島浩平(かわしま・こうへい) 1961(昭36)年8月29日生まれ。早大スポーツ科学学術院教授
(取材・編集 中村環為)
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