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「説得力が段違いに上がる!『ガクチカ』のまとめ方

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「説得力が段違いに上がる!『ガクチカ』のまとめ方

こんにちは!『ガクコエ!』編集部です。

「またガクチカかよ…」「バイトとサークル、どっち書けばいいんだ?」「なんか地味な経験しかない…」
就職活動で必ずぶち当たる壁、それがガクチカ(学生時代に力を入れたこと)ですよね!

真面目に頑張ってきたつもりでも、いざ文章にしようとすると、
「私、アピールできることなんてないかも…」って不安になりませんか?

大丈夫です、安心してください! ESや面接で企業がガクチカを聞くのって、「世界一周したか?」「社長賞を取ったか?」なんて、派手な実績を見たいわけじゃないんです(もしそうなら、誰も内定取れないって話ですよね!(笑)。
企業が本当に見たいのは、あなたが「壁」にぶつかった時、どんな思考回路で、どんな「一手」を打ったか、つまり、あなたの「ポテンシャル」と「仕事の仕方」なんです。

この記事では、ガクコエ編集部がそんな「地味な経験」「最強のアピール材料」に変えるための、大学生目線の超実践的なガイドを紹介します!

まず前提として、ガクチカは、抽象的な話では伝わりません。あなたの「考え」と「行動」を具体的な事実で裏付けることが重要です。
ここでは、活動のテーマ別に、どのように具体例を盛り込むべきかを見ていきましょう。

1. 構成の基本:STARフレームワークの確認

全ての具体例は、以下の鉄則に基づいて整理することがことが重要です。

 S (Situation/どんな状況だったか) → T  (Task/解決しなければならなかった課題)→ 

A  (Action / 課題解決のためにどんな行動・工夫をしたか) → R (Result/ 行動をした結果)

その中でも特にA(行動・工夫)とR(結果)により具体性を持たせることがポイントになります。

ここからは実際にどのようにまとめていくか、テーマごとに例を挙げてご紹介していきます!

2. テーマ別:具体例を盛り込むポイント

A. サークル・部活動系(例:〇〇サークルの代表、マネージャーなど)

多くの学生が経験するテーマですが、「頑張った」で終わらせない工夫が必要です!

要素抽象的な表現(NG例)具体的な表現(OK例)
S/T (状況・課題)サークルの活動費が足りなかった。「サークルの運営において、前年比で部員からの会費納入率が70%に低迷し、活動継続が危ぶまれる状況でした。」
A (行動・工夫)皆と話し合って、新しい資金調達方法を考えた。「私は、未納の原因が『会費の使途の不透明さ』にあると分析し、会計報告をExcelからGoogleスプレッドシートに変更し、毎週月曜日の定例会で利用内訳を可視化する仕組みを導入しました。」
R (結果)最終的に資金繰りが改善した。「この透明性の向上策により、翌月には納入率が98%に回復し、予定していた地域イベントへの参加費用を確保できました。」

【アピールポイント】「費用の可視化」という具体的な行動(Aの部分)と、「70%→98%」という変化(Rの部分)を数字で示すことで、課題発見能力と実行力が伝わります!

B. アルバイト・接客系(例:カフェのアルバイトリーダー、販売員など

接客や販売の経験は「顧客視点」や「改善提案力」をアピールする絶好の機会です!

要素抽象的な表現(NG例)具体的な表現(OK例)
S/T (状況・課題)お客様からのクレームが多かった。「アルバイト先で、『注文間違いによるクレームが月平均5件発生』しており、特にピークタイムに集中するという課題がありました。」
A (行動・工夫)マニュアルを見直したり、新人教育に力を入れた。「私は、間違いの原因が『新人スタッフのオペレーションへの不安』にあると考え、マニュアルとは別に、『ピークタイム限定の5ステップチェックリスト』を作成し、先輩スタッフと協力してロールプレイング研修を週3回実施しました。」
R (結果)クレームが減り、忙しい時でもスムーズに回るようになった。「その結果、導入から1ヶ月でクレーム件数をゼロに削減し、結果的に平均待ち時間を30秒短縮することに成功しました。」

【アピールポイント】5ステップチェックリストの作成」という具体的なツールがあなたの工夫です。「5件→0件」「30秒短縮」という結果が、業務改善への貢献度を示しています。

C. 学業・研究系(例:ゼミでの発表、卒業論文など)

専門的な知識や論理的思考力をアピールできますが、専門用語の使いすぎには注意が必要です。

要素抽象的な表現(NG)具体的な表現(OK例)
S/T (状況・課題)卒業論文のテーマが難しく、先行研究が少なかった。「〇〇ゼミにて、未開拓であった『都市部の若者のSNS利用行動に関する定量的分析』をテーマに設定しましたが、適切な調査手法の確立が困難でした。」
A (行動・工夫)色々な文献を読み漁り、自分で分析手法を開発した。「私は、既存の心理学モデルを応用し、アンケート設計において『3段階評価を5段階評価に変換する補正係数』を独自に考案・適用することで、データの信頼性を高めるアプローチを取りました。」
R (結果)良い論文が書けて、発表も成功した。「その結果、指導教官から『独自性が高い』と評価され、学会で発表する機会を得て、参加者アンケートで質の高い質問を10件以上いただきました。」

【アピールポイント】「補正係数の考案」があなたのオリジナリティであり、「学会発表」「質問10件」が外部からの評価という客観的な結果になります!

最後に:具体例を考える上でのアドバイス

具体例を考える際は、以下の質問に答えてみてください!

1. その活動で最も「やりにくい」と感じたポイントは何でしたか?(T:課題

2. そのやりにくい状況を打開するために、「他の誰でもなく、あなただけがやった工夫」は何ですか?(A:行動)

3. その工夫の結果、数字で測れる変化はありましたか?(R:結果)

これらの具体的な事実を積み重ねることで、あなたの「ガクチカ」は一気に説得力を増します。
ぜひ、ご自身の経験に当てはめて、これらの具体例を参考にしてみてください!

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