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【相撲】新星力士が全国で躍動

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【相撲】新星力士が全国で躍動

はじめに

こんにちは!関西大学体育会本部関大スポーツ編集局(カンスポ)です。今回取り上げるのは、先日行われた全国学生個人体重別選手権大会で100㌔未満級準優勝に輝いた𠮷田幸瑛選手(人1)。相撲部の次世代を担う若きエースの活躍を、担当記者目線でお届けします。

西日本V

約1カ月前、全国への切符を懸けた西日本学生個人体重別選手権大会(西日本体重別)が行われた。西日本の強敵たちを相手にも物ともせず、圧巻の相撲で決勝に進出。決勝は、大山蓮斗(人2)との関大対決に。先輩相手にも自身の相撲を貫き、見事に優勝を飾った。試合後のインタビューでは、「面白かった」とルーキーらしい無垢な一言。また、全国への意気込みを聞くと、「絶対に優勝したい」と真っ直ぐな表情で答える。1カ月後に待つ全国の土俵に向け、闘志を燃やした。

△西日本体重別で優勝し、カメラに収まる𠮷田
全国の舞台で

そして迎えた全国学生個人体重別選手権大会。8月末にも関わらず、気温は37度に迫る。強い日差しが照りつける中、靖国神社相撲場で𠮷田の挑戦が始まった。東日本の強豪たちとの対戦に、試合前には緊張感がただよう。それでも、初戦から堂々とした相撲を見せる𠮷田。立ち合い後、相手の背後を取ると、力強い押しで土俵際に追い込み白星に。2回戦では、相手に潜り込まれたがまわしはつかませず、上手投げで勝利した。準決勝では、終始相手を圧倒し、上手投げで決勝進出を決める。

△全国の舞台で相撲をする𠮷田

「全国で優勝することを目標に入学してきた」。西日本体重別で優勝した後、インタビューでそう答えた𠮷田。運命の決勝戦に挑んだ。立ち合い直後、勢い良く相手とぶつかりまわしをつかむ。投げの態勢に入ったが土俵際で相手に粘られ、今度は形勢逆転し、土俵際に詰められた𠮷田。なんとか踏ん張りたかったがそのまま寄り切りで、惜しくも準優勝となった。

さらなる飛躍

「悔しい」と試合後に一言。あと1つ届かなかった全国の頂に、悔しさをにじませた。それでも、大舞台での準優勝は自信につながるだろう。関大相撲部の新星力士は、固い決意を胸に新たな目標に進み始めた。

△全国体重別で準優勝を果たし、カメラに収まる𠮷田
おわりに

期待のルーキーが大躍進を遂げ、全国100㌔未満級で準優勝に輝きました。11月には、インカレに挑む関大相撲部。今年のインカレは堺市大浜公園相撲場で行われます。関大力士たちの今後の活躍にも目が離せません!【水井陽菜】


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