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民間と行政をつなぐまちづくりとは? 横浜市観光協会にインタビュー!【後編】

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民間と行政をつなぐまちづくりとは? 横浜市観光協会にインタビュー!【後編】

こんにちは!『ガクコエ!』編集部の諸橋です。
前回に引き続き「公益社団法人横浜市観光協会 」への取材の模様をお届けします!
後半では横浜市観光協会さんで働かれている方にクローズアップということで、広報担当 高宮志和さんのお仕事についてお伺いしていきます。

▼前回の記事はこちらから


 

Q.現在、高宮さんは横浜市観光協会でどういったお仕事をされていますか? 

広報担当として公式InstagramなどのSNSの運用や、『横浜観光情報』というウェブサイトにイベント情報や特集を主に載せています!
また、イベントを行う際のプレスリリース発信も担当しています!

<とある日の高宮さんの1日のスケジュール>

08:45 出社 メールチェックやその日のイベント情報の確認

12:00 特集ページの原稿作成


13:00 取材や社内ミーティングなど


18:00 退社

Q.広報は全体で何名の方が働いていらっしゃいますか?

私の他にサポートのスタッフが2人の3名体制です! 

この時期にこの特集をしようとか、 そういった企画の部分は基本的に私が考えています。
サポートのお二人にはウェブサイトのSEやデータ入力などの部分をお願いしています。

横浜は、ホテルのプランなどを含め、1日に100件ほどのイベントが開催されているイベントシティなので、イベント情報の入力は一緒にやったりもしています。

Q.高宮さんが横浜市観光協会に入社された経緯を教えてください!

もともと、観光業界で働きたかったので社会人2年目で転職してきました!

新卒時の就職活動に観光業界を第一志望に掲げていましたが、新型コロナウイルスの流行が重なってしまい、その影響を大きく受けた観光業界への就職は難しい状態でした。
結果的に、新卒では通販のマーケティングなどを行う会社に就職をして、商品の販促戦略や商品のキャッチコピーの作成などを担当していました。

Q.横浜市観光協会に転職をしてから大変だったことはありますか?

 関わる人が本当に多いので最初はコミュニケーションや調整が大変でした。 

一つのイベントや特集を組むために様々なお店や会社さんとの調整が必要になります。
もともと人とお話するのが好きだったので楽しくできたのですが、コミュニケーションをする量には、慣れるまでてんてこまいでした。

Q.今までのお仕事で特に印象的だったものはありますか? 

昨年11月下旬の「横浜DeNAベイスターズ日本一 優勝パレード2024」に際しておこなわれた企画がとても印象に残っています!

11月上旬の日本一決定から11月下旬の優勝記念パレードまでの期間、横浜の各地で色々なお店が、それぞれ優勝記念セールなどを開催していました。
横浜市観光協会ではそれを取りまとめて、オリジナルマップとウェブサイトを作って、ファンの人に届けようという企画を開催しました。
優勝が決まってから動き出した企画であったため、約2週間という普段の少なくとも1/2程度の準備期間しかなく、加えて26年ぶりの優勝ということで近年の前例が無かった部分が特に大変でした。

しかしながら、 短い準備期間にもかかわらず、オリジナルマップには170件を超える情報が集まって、ウェブサイトもSNSで多くの反響があったことでこの企画は大成功に終わりました。

ベイスターズを通して街が一つになり、一緒に盛り上がっていっているなっていうことが実感できたとても良い企画であったと今でも思い返します。

実際のマップ

Q. まちづくりや観光に興味ある学生の多くはデベロッパーや旅行代理店などへの就職を考えます。それらと比べて横浜市観光協会のキャリアはどのような特徴、強みがありますか?

デベロッパーさんや旅行代理店さんなど様々な事業さんと共に何かを創るという部分に当財団の特徴があります。

デベロッパーさんのアプローチの仕方や旅行代理店さんのアプローチの仕方など、様々な立場からのアイデアを集約してまちづくりや地域振興を行うことができます。
一つの側面や分野からだけではなし得ないような成果を一緒に創り出していけるのが強みです。

また、横浜市観光協会では現在、新卒採用は行っておらず、中途採用のみの実施になります。

まちづくりや地域活性化、観光に興味があって、新卒では別の業界、職種に就職したという方々がこれまでの多種多様な経験を持って集まるので、固定概念にとらわれない広い視野を持った施策が行えるというのも、当財団ならではの強みだと感じています!

Q.どういった方が横浜市観光協会のお仕事に向いていると思いますか?

人と話すのが好きな人が向いていると思います!

先ほどもあったように、事業者さんや地域の方々とのコミュニケーションをとる機会が多くなるので、コミュニケーションをとることが好きだと強いです。
オープンなオフィスなので皆さんこう… 結構ワイワイしています。

 Q.最後に高宮さんが横浜市観光協会を働く中で一番やりがいを感じる瞬間を教えてください!

施策やイベントに関わる事業者さんや参加してくださったお客さんの反応を直接感じ取れる瞬間にやりがいを感じます!


夏に、かき氷の特集をウェブサイト上で行ったのですが、「サイトを見てお客さんいっぱい来てくれたんです!」ってお店の方が言ってくれた時とかはすごく嬉しかったです。

いかがだったでしょうか

様々な方々とのコミュニケーションを通して、民間や行政といった区分、特定の分野に留まらず、多角的な視点で地域に貢献する横浜市観光協会。
この記事を通して、まちづくりや観光に興味がある学生の皆さんに、一つキャリアの選択肢としてご提案できていたら嬉しいです。
今回、お忙しい中、お話をしてくださった高宮さん、そしてご協力いただいた横浜市観光協会の皆様本当にありがとうございました!

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