
やる気が出ない…そんな自分を責めてない?
BAS参加中、代々木です。ゴールデンウィークも終わり、「さあ、ここからまた頑張ろう!」と気合いを入れたのに、いざ机に向かうと、なぜかやる気が湧いてこない…。
SNSでは「資格の勉強始めました!」「新しい習慣始動!」なんてポストが並び、ちょっと焦ってしまう人も多いのでは。
でも実は、「やる気が出ない」ってこと自体、悪いことじゃないんです。
それを逆手にとって、自分らしく動き出すヒント、考えてみませんか?
やる気がないなら、むしろ“活かして”みよう
「やらなきゃ…」という気持ちに追われると、どんどん動けなくなってしまう。
そんなときは、発想を転換して“やる気がない今”をうまく使ってみましょう。
① 「やらなくていいこと」を決める
やることが多いときほど、優先順位を決めるのが大事。
「今日はここまででOK」と決めるだけで、動きやすくなることもあります。
💡 事例:ポストイットの誕生
強力な接着剤を開発しようとして失敗…と思いきや、“貼って剥がせる”特性に着目しメモ用紙に。結果、大ヒット商品に!
🔗 詳しくはこちら:ポストイット開発秘話
② やる気が出ない時間の“意味”を決める
「ぼーっとしてる時間=ムダ」ではありません。
脳が情報を整理するタイミングと捉えれば、それも大事な時間です。
💡 研究:発想の転換による問題解決
柔軟な思考が、思わぬアイデアや解決策を生むという研究も。歩きながらの“考え事タイム”、意外と侮れません。
🔗 論文はこちら:J-STAGE 発想の逆転に関する研究
③ 「やる気がない時間」こそ、楽しもう
やる気が出ない時間=自分と向き合うチャンスかも。
お気に入りの音楽をかけてリラックスしたり、カフェでまったりしたり…。そんな時間が、次の一歩につながることもあります。
💡 事例:落ちないりんご
強風でも枝に残ったりんごを“縁起物”にした青森・藤崎町。受験生向けの合格祈願グッズとしてヒットしました。
🔗 詳しくはこちら:落ちないりんごのストーリー
無理にやる気を出さなくていい。できることからで大丈夫!
やる気が出ないとき、無理に「やらなきゃ」と思うと、逆に疲れてしまうもの。
そんなときは、「今の自分」を受け入れて、まずは“5分だけ”やってみる、くらいの気軽さでOK。
完璧じゃなくていい。
できることを、できる分だけやる——その一歩が、自然と次の一歩につながっていきます。