
こんにちは。大学生アンバサダーの代々木です。
初夏の風が心地よい季節になりましたね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、6月2日が何の日かご存知ですか?横浜市民にとっては馴染み深い、特別な日、「開港記念日」です。今年はちょうど月曜日で、市立の学校が休校になるため、この日を心待ちにしていた方も多いかもしれませんね。
今回は、この横浜開港記念日の奥深い歴史と、その楽しみ方について少しお話ししたいと思います。
横浜の礎を築いた、歴史的な一日
今から160年以上も遡る、1859年6月2日(旧暦)。日米修好通商条約に基づき、横浜港は世界に向けてその扉を開きました。長く続いた鎖国時代が終わりを告げ、日本の近代化がまさにここから始まったのです。
実は、開港地の候補は横浜だけではありませんでした。神奈川(現在の神奈川区周辺)や、風光明媚な金沢、さらには江戸に近い羽田沖なども検討されていたそうです。しかし、艦船が停泊しやすい良港であったことなどから、最終的にこの横浜の地が選ばれました。もし横浜が開港していなければ、日本の歴史も少し違ったものになっていたかもしれませんね。
当時の横浜は一介の静かな村でしたが、開港を機に、生糸や日本茶などを輸出する貿易の拠点として、また、海外からの新しい文化や技術を受け入れる玄関口として、めざましい発展を遂げます。現在の国際都市・横浜の礎は、この日に築かれたと言っても過言ではないでしょう。
港へ感謝を捧げる市民祭「横浜開港祭」
今年は5月31日(土)から6月2日(月)までの3日間、臨港パークやみなとみらい21地区、新港地区などで「第44回 横浜開港祭」が開催されます。
公式サイト(https://www.kaikosai.com/)を拝見すると、今年も多彩な催しが企画されています。市民の皆様によるステージパフォーマンスや、普段はなかなか乗船できない艦船の一般公開など、知的好奇心をくすぐる企画も多いようです。
祭りのクライマックスは、2日(日)の夜に予定されているメインステージのイベント「ドリーム・オブ・ハーモニー」から臨港パーク前海上のマリンイベントで約3000発の花火が打ち上がる「ビームスペクタクル in ハーバー」。音楽と光、そして花火が織りなす壮大なショーが、横浜の夜空を美しく彩ります。開港の歴史に思いを馳せながら眺める花火は、きっと格別なものになるでしょう。
横浜開港祭 クライマックスは臨港パーク前海上から約3000発の花火
月曜日は、Hyundai協賛「Music Terrace Open Day」で未来を体感!
さて、今年は開港記念日である6月2日(月)に、ミュージックテラス屋外イベントスペースにて、「Music Terrace Open Day 2025」が開催されます!10:00から16:30まで、横浜の景色と共に音楽を楽しめるこのイベントは、地元みなとみらいに本社を構えるHyundai(ヒョンデ)が協賛しています。
メインステージには、HyundaiのEV(電気自動車)「INSTER(インスター)」と「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)」が登場。さらに、ライブステージの音響には、IONIQ 5の「V2L(Vehicle to Load)」機能を使って電力が供給されます!
EVのクリーンな電力で支えられるライブは、排ガスを出さずに環境に優しいだけでなく、災害時の非常用電源やアウトドアでの活用といったEVの新しい可能性も感じさせてくれます。横浜の開港記念日に、歴史だけでなく、未来の技術を肌で感じられる貴重なチャンスですよ!
詳細はこちらで確認してみてくださいね!
週末は、知的な横浜散策と特別な体験へ
何気なく目にしているみなとみらいの近代的な街並みも、こうした歴史の積み重ねの上に成り立っています。
次の週末は、少しだけ歴史に思いを巡らせながら、横浜の街を歩いてみてはいかがでしょうか。当時の人々が夢見た未来の姿に、今の私たちは立っているのかもしれません。
横浜開港祭のにぎわいを感じ、歴史に触れ、未来のライフスタイルを体験する。そんな知的な発見に満ちた一日を過ごす週末も、きっと素敵なものになるはずです。
それでは、皆様も良い週末をお過ごしください。代々木でした。