
初めに
こんにちは!関西大学体育会本部関大スポーツ編集局(カンスポ)です。今回は、関大と関学大による両校の熱き思いがぶつかり合う伝統の一戦、『総合関関戦』についてご紹介いたします!
総合関関戦とは
初めに、総合関関戦(関関戦)について説明します。記念すべき第1回大会が行われたのは1978年。今から47年前という深い歴史があります。毎年、ホーム校(開催場所)が変わることがポイント。今年の関関戦は、関学大をホーム校として行われました。来年の第49回大会は、関大がホーム校になります。では関関戦の見どころとは何か。それは、総合力が勝利の鍵を握ること。1つの競技だけでなく、全ての競技において高いレベルが求められます。
総合関関戦を盛り上げる各種行事
関関戦は各競技の試合だけでなく、各種行事も欠かせません。ここでは、関関戦を取り巻く行事について紹介します。
➀スローガン
関関戦にはスローガンがあります。大会ごとにスローガンが決まり、関関戦Tシャツの背中に刻まれ、目にすることが多いです。今大会のスローガンは、『翠耀(すいよう)』でした。華麗かつ堂々たるさまを意味していて、体育会学生の息をのむような美しさと圧倒的な迫力、自信に満ちた姿が表現されています。次大会以降のスローガンは何になるのか。予想してみるのも面白いかもしれません。
➁大島鎌吉記念健康マラソン
第3回大会からスタートしたマラソン大会。1932年に開幕されたロサンゼルスオリンピックの陸上競技の三段跳の銅メダリストである故・大島鎌吉の功績をたたえ、現在も続いています。関大、関学大の体育会員だけでなく、一般の方々も参加ができるため、試合とは違った交流の機会となっています。
③団結式
関関戦本戦直前に行われ、一体感を高める行事になっています。今年は新たな取り組みが行われました。それは、文化会書道部によるスローガン『翠耀』の文字を描くパフォーマンスステージです。第48回総合関関戦の実行委員長を務めた野球部・松本翔太(環都3)は関大の4パート(体育会、文化会、単独パート、学術研究会)がつながるきっかけになる関関戦にしたいと語っていました。その言葉通りに体育会と文化会がつながる団結式となったに違いありません。

④前夜祭
今年の前夜祭は規模がスケールアップ。グランフロント大阪うめきた広場で開催されました。スローガンである『翠耀』を体現した両校の応援団、そして体育会本部。地域一帯感に加え、注目度が大きく高まった前夜祭になりました。

第48回総合関関戦前哨戦
2月14日、関関戦前哨戦最初の競技として行われたスキー競技。関学大に白星を挙げられ、黒星スタートとなりました。前哨戦3戦目として行われた陸上競技。関カレ王者の実績を引っ提げ、見事に勝利。貴重な白星をもたらしました。しかし、その後は関学大に主導権を握られ、5連敗を喫します。5月最終週に行われたアメフト、サッカー、野球の『炎の3連戦』。巻き返しを図りたいKAISERSでしたが、勝利につなげることができず。前哨戦終了時点で1勝13敗と危機的状況に追い込まれました。
第48回総合関関戦本戦
あと5敗すれば敗北が確定する中、本戦が開幕。本戦1日目は4競技中、3競技が勝利して4勝10敗に。この勢いのまま、追いつきたいKAISERS。ですが、本戦2日目は7競技中、5競技で黒星を喫してしまいます。その後も勝利数で関学大に追いつくことはかなわず、総合成績10勝25敗で悔しくも2連敗で幕を閉じました。
終わりに
10勝25敗で幕を閉じた第48回総合関関戦。大敗を喫しましたが、新たな取り組みが行われ、記録にも記憶にも刻まれた大会となりました。関関戦が終わっても、まだまだKAISERSの熱き挑戦は続きます。紫紺の誇りを胸に、常に成長を続ける勇姿。見る者に感動を与えるKAISERSをみんなで応援しましょう。GO!KAISERS【木村遥太】
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