

こんにちは!BASの田山千紘です。
今回は私の卒業記事を書かせていただきました。この記事では、大学4年間を様々な観点で振り返ってみようと思います。
私は今年度でBASを卒業するので、この記事が最後になりますが、お楽しみいただければと思います。
学業について
私は都内の大学の法学部に通っていました。最初の1年はコロナ禍で、学校に行けたり行けなかったり振り回された感じがありました。とはいえ友人も作ることができ、1年目はテストがすべてレポートだったのもあって、大分助かりました笑 おかげさまで単位もちゃんと取り切れました。
1年生と2年生は必修の刑法、民法、刑法と格闘しました。正直辛かったです!笑
興味のある授業をたくさん撮りましたが、中でも2年生で受けた国際法の授業が面白く、3年生では国際法系のゼミに所属しようと決めました。法学部を選択したのはもともと国際法に興味があったからなのですが、納得してゼミを選べました。
ゼミでは模擬国連を2度行いました。1度目はウクライナの軍事侵攻がテーマでした。私はトルコの立場から交渉を各国と行いました。意外にもトルコはロシアともウクライナとも関係性が深く、様々な利害関係があります。自国の利益を増しながらも妥協点を見つけるのはとても難しかったです。2度目は死刑廃止がテーマでした。このときは死刑廃止賛成国のイギリスを担当しました。日本にいると全く思いつかないような視点を知ることができて、とても面白かったです。長い交渉は大変でしたが、どうやったら相手国を納得させられるのか、どうしたら自分の国の決議を通せるのか悩んで、2回とも決議を通せてよかったです。
4年に書いた卒論は「Minecraft上にある国境なき記者団による検閲されない図書館」をテーマに取りました。後述しますが就職先がマスコミということもあり、国内外の情報の扱い方について考えてみたいと思ったため、このテーマにしました。情報を統制している国も多いことや、先行研究がほとんどないこともありかなり苦戦しましたが、みっちり調査して、自分にしか書けない卒論ができたかなと思います。
調査の途中で、日本も諸外国からマスコミなどの置かれ方について批判を受けていることもわかり、情報を扱う立場になるものとして、常に考えながら取材をしたいと強く思いました。
4年間みっちり国際法を学んで、世界にある問題は根深く、わかってはいましたがなかなか解決ができないということを改めて確認できたと思います。歴史的な背景などもかかわるいくつもの問題が絡み合っており、簡単に世界平和などとは言えませんが、社会人になったら、解決のための一助となるような記事が書けるよう、精進します。
アルバイトやインターンについて
4年間でアルバイト、インターンを3つ行っていました。
メインのアルバイトは塾講師をしていました。4年間で10人以上の生徒を持ち、長い人は3年半継続して担当しました。最後の年は受験生を4人担当しました。思うような結果が出なかった生徒もいて申し訳ない気持ちもありましたが、生徒とかかわることで私も元気をもらっていました。また生徒とのちょうどいいかかわり方について、考えさせられることも多かったです。相手の立場に立つことが大切、とはよく言いますが、実践する機会がたくさんあって、今後の人生に役立つものがあると思います。
BASでも1年半ほど活動しました。一番印象に残っているのは、「もしも徳川家康が総理大臣だったら」のイベントを実行できたことです。自分たちのアイデアが形になって、多くの人が楽しんでくれたのを見て、活動に参加していてよかったなと思いました。またこの活動に参加しなければ出会えなかったような面白い人がたくさんいて、話していて知らない世界を覗き見ることができた気分になりました笑
またEXAからのご紹介で、東海ビジネスサービスさんでインターンをさせていただいていました。詳細はこちらをご覧いただければと思いますが、自分の仕事に直接つながる経験をたくさんさせてもらいました。出張はハードでしたが、社長さんとお話できるのが楽しくて、頑張れました!
就活について
こちらも以前の記事で少し触れていますが、第一希望の新聞社に記者として入社できることになりました。内定をもらうまでの1年、毎週マスコミ研究会でしごかれ、周りと自分を比べて辛くなる時期もありましたが、「どうしても記者になりたい、この会社に入りたい」という熱意を受け取っていただけて、本当にありがたいです。
内定後は月1回ほどの研修と、課題に追われていますが、自分もこういう取材をしてみたい、こういう記事を書きたいというイメージを持ちながら、日々社会人デビューに向けて頑張っています。一人暮らしも始めるということで不安は多いですが、いい記者になれるよう努力します!!
サークルについて
以前何本か記事も書かせていただきましたが、4年間クイズ研究会で毎日勉強に明け暮れていました。
いくつも印象に残っていることはありますが、アタック25で日本一周クルーズをいただいたことと、3月の学生の大会で、団体全国7位になったことが特にうれしかったです。結果が出なくてもやもやしたり、やる気が起きなかったりした時期が多かったけれど、4年間走りきりました。満足です。
卒業後は学生時代のようにがっつり取り組むことはできないと思いますが、ゆるく趣味として楽しくクイズをしたいなと思います。
最後に…
大学4年間、とても充実して過ごすことができました。後悔はほとんどないです(しいて言うなら海外とか行けたらよかったかな…くらいです)!かかわってくださったすべての皆さんに感謝しています。
社会人になると仕事柄すごく忙しくなるうえ、生活の拠点も変わりますが、家族をはじめ、知り合ったみなさんとのご縁はこれからも続けていきたいです。この4年間の経験を糧に、これからも元気に精一杯、頑張りたいと思います!
読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました!!